皆さん、こんにちは。
株式会社さびらの安里です。
今回は、弊社が大学のゼミなどを対象に行なっている
平和学習プログラムを明星大学熊本ゼミの皆さんを事例にご紹介します。
熊本ゼミの学生たちは、嘉手納基地、辺野古、普天間基地、那覇軍港移設予定地を三日間かけてフィールドワークを行い、地域住民の暮らし、事件事故などの基地被害の現状や基地問題を構造的に学んでいきます。さびらでは2日目(辺野古)を除いた、初日と3日目のプログラムを担当しました!
写真とともにご紹介していきたいと思います。
フィールドワークの場所、それから重要なキーワードを記載しています。
それではどうぞ、ご覧ください。
フィールドワーク初日:嘉手納基地周辺
1.道の駅かでな
「嘉手納基地とは」「太平洋の要石(動かないもの)」「嘉手納基地関連の事件・事故」「騒音問題」「日米安保」
嘉手納基地の黙認耕作地を案内する(株)さびら_狩俣
道の駅かでなの屋上より嘉手納基地を案内する(株)さびら_狩俣
2.嘉手納基地ゲート2&沖縄市戦後文化資料展示館 ヒストリート
「沖縄の戦後史」「基地の街の成り立ち」「復帰までの過程」
ヒストリート前にて、嘉手納基地周辺の暮らしを案内する(株)さびら_安里
3.北谷町アメリカンビレッジ
「北谷町の沖縄戦」「成り立ち」「跡地利用」「基地依存経済とザル経済」「基地返還前後ぞれぞれの経済効果」「日米地位協定」「環境問題」
北谷町にあるアメリカンビレッジの成り立ちを案内する(株)さびら_野添
4.北谷町砂辺
「ここに住む人たち」「日米地位協定」「誰のための街?」
北谷町砂辺にある外国人住宅街を案内する(株)さびら_野添
5.基地問題ワークショップ
「基地問題の論点整理」「初日の振り返り」
フィールドワークのふりかえりを付箋紙を用いて行なっている様子
基地問題の論点整理をカードを用いて行なっている様子 初日終了
番外編:熊本先生の案内のもと、辺野古集落を中心にフィールドワーク。 ※当辺野古集落のフィールドワークについては熊本先生の案内で行ったもので、㈱さびら提供のプログラムとは別のものです。
3日目:普天間基地周辺、那覇軍港移設
6.佐喜眞美術館
「沖縄戦の悲惨さ」「土地収用」「美術館の成り立ち」
佐喜真美術館の屋上にて普天間基地の説明を受ける様子
7.嘉数高台公園
「戦前〜今の沖縄」「嘉数地域の沖縄戦」「軍隊と住民の関係性」「普天間基地について」「SACO合意」
嘉数高台公園にあるトーチカ(戦跡)にて案内をする(株)さびら_野添
嘉数高台公園にある展望台より普天間基地を案内をする(株)さびら_野添
8.上大謝名さくら公園
「フェンス沿いの生活」「クリアゾーン」「騒音問題」
普天間基地の滑走路延長線上にある上大謝名さくら公園
9.沖縄国際大学
「ヘリ墜落事故」「日米地位協定」
沖縄国際大学より米軍へり墜落事故を案内をする(株)さびら_安里
10.浦添軍港
「辺野古移設との対比」「反対する市民」「世代間の諦めを生むものとは」「フィールドワークのふりかえり」
沖縄の美しい海を目の前に三日間の感想などを互いに共有しました。最後に、目の前に広がっている海が埋め立てられ、軍港になることについて一緒に考えました。 全行程が終了し、学生たちは那覇空港へ移動し、帰宅していきました〜✈️
株式会社さびらでは大人から小学生まで幅広い年代を対象に、それぞれに合わせたフィールドワークやディスカッションなどをオーダーメイド型のプログラムを行なっております。ぜひ、お気軽にお問合せください。
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