2022年10月31日〜11月2日の3日間、明星大学熊本ゼミの沖縄研修プログラムを株式会社さびらでコーディネートさせていただきました。
初日は、沖縄戦から今に続く基地問題を学びました。平和祈念資料館で住民の証言を調べてグループごとに発表し、個人の視点で沖縄戦を捉えるガイド体験を行いました。
午後は、宜野湾市にある佐喜眞美術館で「沖縄戦の図」を鑑賞しながら、当時の住民が戦時中にどのような立場に置かれたのか話を聞き、当館と普天間基地の関わりを学びました。かでな道の駅では沖縄に米軍基地が出来た歴史的な背景や概要を学びました。
夜にはカードを使った基地問題ワークショッププログラムを行い、基地に関わる利害関係者たちになりきって、各々の立場に立った時に「何を思ったか」を中心に1日の振り返りを行いました。
2日目は朝から名護市辺野古へ。初日夜のプログラムを通して自分が考えたことと、実際に米軍基地に翻弄される辺野古集落に住む市民の声を双方から直接聞いた上で、 昨晩の自分の考えと擦り合わせ、改めて「何を思ったか」を生徒たちに考えてもらいました。
最終日は3日間の総まとめ。宜野湾市内の普天間集落を周って、基地に隣接する学校や公園に足を運び、生活者の視点で基地問題について考え、感じたことを話しながら散策を行いました。
ラストは、沖縄戦の激戦地であり普天間基地が一望できる嘉数高台公園で、戦前から現在に続く基地問題までを景色を見ながら時系列順に学びました。
株式会社さびらは、修学旅行やゼミ合宿などの受け入れを随時募集しております。
沖縄戦や米軍基地問題について現地を巡るガイドプログラムや、問題について考えて議論を深めるワークショッププログラムを提供しています。
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