皆さん、こんにちは。
株式会社さびらのあさたくです。
先日開催した、株式会社さびら主催「大人向け平和学習ツアー」の様子をお届けします。 「株式会社さびら」は、沖縄県内外の学生に沖縄戦や基地問題をフィールドワークやワークショップを通して共に学び、考えるプログラムを提供しています。通常は県外からの修学旅行・研修参加者を主な対象としていますが、今回は特別に、特に県内在住の「大人」に向けた平和学習ツアーを開催しました。 ※今回は第1回目ということもあり、弊社スタッフのお友達や関係者を中心にお声掛けさせていただき、集まった方々で平和学習バスツアーを実施。(株式会社国際旅行社さんにバスの手配や保険等を依頼)
今後については、旅行会社様と一緒に正式なツアーとして開催して行く予定です! 〜お楽しみに〜 さっそく本題へ!!
今回のテーマは「沖縄戦の学び直し」
フィールドワークでは、沖縄戦の経緯や出来事を学ぶだけでなく、戦前から戦後の現在に至るまでの歴史を振り返り、そこから、「戦前の社会」というものはどのように戦争に向かっていくのか、そして戦後の沖縄ではどのように過去の記憶が語り継がれてきたのか。沖縄戦の教訓や継承についてみなさんと一緒に共有し、考えていきました。
ちなみに弊社の野添と安里がツアーガイドを担当しました〜!
ざっくり紹介していきます〜
1-1首里城公園ー参加者同士の交流ー
1-2首里城公園ー沖縄戦の前に琉球史ー
1-3首里城公園ー失われた文化財(沖縄戦による文化財被害)
1-4首里城公園ー沖縄戦の序盤(日米の両軍衝突)
1-5首里城公園ー第32軍司令部壕(南部撤退に至るまで)
2-1バス車内ー南部撤退を辿る(軍官民混在の戦場)
3-1平和祈念公園ー平和の礎(組織的戦闘の終わりと平和への願い)
3-2平和祈念公園ー国立戦没者墓苑(それぞれの違い)
3-3平和祈念公園ー沖縄師範健児之塔(子供たちを戦場へ送り出した教育)
4-1魂魄の塔ー魂魄の塔(戦後の始まり)
4-2魂魄の塔ー熊野鉱山(遺骨を含んだ土砂)
5-1ふりかえりー沖縄戦の学び直し(沖縄戦を学ぶ意義)
大人になってから初めて平和学習を受ける方も多く、学生時代とは違う視点で考えることができたという声をいただきました〜! 今回のツアーをさらにアップデートさせた形で今後も行っていけたらと考えています!
参考文献
12.18 LEAP DAY✖️株式会社さびら「平和学習ツアー」開催決定!※イベント終了※
沖縄で平和学習事業を手がける株式会社さびらとコラボし、沖縄戦から現代に至る沖縄の歴史を学び、考える平和学習ツアーを開催します。
78年前、地形が変わるほど激しい地上戦により約20万人の命が失われた沖縄。
LEAP DAY2023が開催される糸満市は、沖縄戦最後の戦いがあった地。
LEAP DAYのあとは、世代を超えたみんなで沖縄戦を学び、未来を考えませんか?
今回のフィールドワークでは、沖縄戦の経緯や出来事を学ぶだけでなく、戦前から戦後の現在に至るまでの歴史を振り返り、戦後の沖縄ではどのように過去の記憶が語り継がれてきたのか―。沖縄戦の教訓や継承についてみなさんと一緒に共有し、考えます。
このツアーを通して、参加者一人ひとりが異なる価値観を知り、異なる視点で自分自身や社会を見つめ直すこと、自分を縛る「当たり前」から脱することや、生き方のヒントを得ること。そのきっかけを提供します。 お申込みはこちらからどうぞ! https://www.2023.leapday.jp/post/savira-leapday
以上、株式会社さびらの平和一般向け学習ツアーでした!
株式会社さびらでは、修学旅行生を中心とした団体のお客様向けの平和学習コンテンツ(ガイドや振り返りディスカッション)を提供しております。沖縄戦から沖縄の戦後史(在沖米軍基地問題等)まで、繋がりを持った平和学習をコーディネートします!
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