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  • 執筆者の写真さびら 株式会社

【対話型鑑賞】やってみた!


みなさん、こんにちは。

株式会社さびらの安里です。


株式会社さびらでは月に一回程度、社内レクの時間を設けています。6月は、ゴーヤーチャンプルー作り大会を行いました。株式会社さびら「ゴーヤーチャンプルーづくり」最優秀賞に輝いたのは、ゆまちんです!!ゴーヤーの素材を活かし、すごく美味しいゴーヤーチャンプルーを作ってくれました😆yummy〜!

 

さて、7月は「対話型鑑賞」を行いました。

対話型鑑賞ってみなさん、ご存知でしょうか。


対話型鑑賞とは、1980年代半ばにアメリカのMoMA(ニューヨーク近代美術館)で開発された作品の鑑賞方法の1つです。作品鑑賞とは本来であれば、作品の近くに掲示されているキャプションなどを元に作品を鑑賞します。しかし、対話型鑑賞では美術の知識ではなく、その場で感じた感想や想像を元に参加者と対話を行う点が特徴です。 https://wasabi-nomal.com/blogs/decorate/vts より引用

対話型鑑賞


株式会社さびらでは、「対話型鑑賞」を取り入れた平和学習プログラムを行っています。

今回は、弊社が所有する沖縄出身の画家HAYATO MACHIDA作の3枚の絵を用いて、さびらのメンバーで対話型鑑賞を行いました。

まず初めに、それぞれが感じた絵の特徴などについてシェアしていきました。

・だちびんがある、ハイビスカス、花にはそれぞれ顔があるなど

・お花の顔は、花びらがかかって泣いてるように見える。

・背景をよく見ると、模様のようなものが書かれている。


次に、前半で特徴などをシェアしたのでそれらをもとに、絵から何を想像したり、思い浮かべたのかなどを考察をシェアしていきました。ここが一番面白いところです。「正解」がないのでそれぞれが連想していくなかでこの人はこういう風な意図で書いたんじゃないかとか、たくさん出てきました。


・オリオンや缶の文字が通常とは違う、この数字の意味ってなんだろう

・空の色ってなんでこの色なのかな

・これってなんで、2枚目と3枚目は倒れてたり、潰されているのかな

・影がどんどん濃くなっている


あとは、メンバーそれぞれの持っている知識からこういうことを言いたいのではないかとそれぞれの考察をシェアしていきました。それらは、あえて書きません。みなさんも一緒に考えてシェアしていきましょう。株式さびらでは、対話型鑑賞のワークショップも開催していく予定ですので、ぜひオフィスでみなさんの意見を聞かせてください〜!



最後に、、狩俣がぼそっとこんなことを言っていました。


「知識が深まったすることによって、この絵を通して今まで見えてこなかった、新しく見え方、考えていくことが違うよね〜」


というわけで、さびらの月1定例行事として「今月の新たな見え方!!対話型鑑賞」をやっていくことになりました!!


 

この絵を描いた人 HAYATO MACHIDA(はやと まちだ)

1995年生まれ。沖縄県出身。幼少の頃より絵を描くことが好きで大学入学後アート留学で ニューヨークへ渡り本格的にアートを始める。「ターナーアワード2018」未来賞受賞。主にアクリル絵画を制作。現役大学生時の18 年6 月に沖縄県立美術館にて「FROM ME TO YOU~ 沖縄から世界へ~」で 美術館初個展。沖縄を拠点に活動し、2017 年はアディダスジャパンのイベント「TOKYO RUN FIVE」来場者記念ロゴを制作を筆頭に、ユニコーン・back number・DREAMS COME TRUE 沖縄公演ウェルカムボードの担当や、大型複合商業施設「イーアス沖縄豊崎」壁画、日本酒ブランド「FUSION」ロゴ、ラベル使用作品を手がける。これまでに美術館、アートギャラリーでの個展も4回開催。
 

安里の所感

文化人類学最高!!面白い!!答えのない問いとそれに対する考察とを共有することでいろんなところに目を向けて視野が広がってくる感覚が味わえました。なんとなく、大事な感覚だなと、うまく言語化できてないが笑 書いた人

株式会社さびら 教育旅行チーム 安里拓也


 


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